総合ファイナンス企業営業支援・支払システム開発プロジェクト｜STORY

基幹システムの
開発を通じて
総合ファイナンス企業の
事業を支援せよ

プロジェクト概要

tdiは総合ファイナンス企業の営業管理支援や支払関連システムの開発と運用保守を担当。金融関係の事業であるため、小さな不具合やミスでも大きなトラブルにつながるリスクがある。そんなシビアな状況の中、開発メンバーは細心の注意を払いながら、お客様の課題解決に向けたシステム開発にチャレンジした。

コストと
人的リソースを抑えるという
要望に応えるため
AWSを採用

入社2年目で
プログラミングを行う
開発メンバーに

池谷が参加しているプロジェクトは、武林と同じ総合ファイナンス企業の分割支払いシステムの新規開発だ。開発の方向性は現行システムに沿ったシンプルなものを、AWS（Amazon Web Services）で構築するというもの。
AWSとはAmazonが提供するクラウドサービスで、インターネット経由でデータベースやアプリケーションなどを運用することで、従来のハードを用いたシステムに比べて初期費用や人的リソースを抑えられるメリットがある。
以前にtdiが同じお客様のリース申し込みシステムをAWSで開発した経緯があり、今回の開発でもAWSが採用されることになったのだ。

入社2年目でプロジェクトの主要メンバーになるとは思っていませんでした」
池谷は新入社員研修の後、別のプロジェクトでOJTを通じて仕事の基本を学び、2年目からはこのプロジェクトに加わり、簡単な保守作業やテストを行っていた。その数か月後には開発メンバーに抜擢され、現在はJavaを使ったプログラミングやテストの仕様書作成・実施を担当している
「新しいことにチャレンジする不安はありましたが、すぐにいろいろなスキルを吸収できるので充実感に変わりました」

開発はチームで行うもの、
だから自分に対して
完璧を求め過ぎない

「一人でがんばり過ぎたことが逆効果に」
開発を担当してしばらく、池谷の熱意が空回りすることがあった。
「何でも自分で解決しようとして時間を費やしてしまうことがありました。その結果、求められている内容とは異なる方向に進んでいたり・・・・。たぶん自分に対して完璧を求め過ぎていたんですね。先輩方に『こんなことを聞いてもいいのかな』という遠慮もありました」

そんな彼女の気持ちを察して、チームリーダーが声がけをするようになったことでメンバーとの距離は近くなり、質問もしやすくなった。
「分からないことがあって質問すると、みなさんやさしく丁寧に教えてくださるんです。自分の力だけで100点を目指す必要はないと思えるようになりました。ただ、すべてを教えてもらうと成長につながらないので、まず自分で調べてから確認していただくように心がけています」

仮説を立てて実行し、
その結果を検証する
姿勢が身につく

「任せてもらえることが多くなって嬉しいです」
毎日の業務を通じてさまざまな知識を身につけることで、自分一人でできることも増えてきた。開発の工程で発生するお客様の要望に対応するための作業を任されることも。
「印象に残っているのは、お客様から依頼されたエラー調査のサポートです。原因を明らかにするために、とにかく調べられることは何でも調べ、集めた情報から仮説を立てて実行し、その結果を検証しました。私が根本的な解決をできたわけではないのですが、『自分もチームに貢献できるんだ！』という自信になりました」

プロジェクトは現在も進行中であり、これからテストの大詰めを迎える。もちろんここでも池谷の活躍が期待されている。