半導体メーカーのお客様先に常駐して、半導体メモリの評価解析業務に携わっています。具体的には、プログラムを開発、専用テスタで評価解析を行い、結果を考察して、先輩と上司に報告します。最初はテスタの操作方法もわからず、つきっきりで指導を受けたほどでしたが、そのうちに自分で考えて、最初から最後まで処理できるようになりました。

成長を感じたのは、与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で提案もできるようになった時です。覚えることはとても多くて大変ですが、日々勉強しながらできることが増えてくると、大きな手応えを感じます。仕事をするうえでのモットーは、学んだことは必ず次に活かすこと。丁寧で正確性の高い仕事を大切にして、業務に取り組んでいます。

半導体は用途により多種多様な製品があります。また、それぞれの製品に合わせた評価装置があり、操作方法が異なります。将来的には、そういった製品や評価装置を幅広く扱えるようになって、技術力の高さでお客様との信頼関係を築いていける人材になりたいと思っています。今の上司はまさにそういう技術力と人間力を兼ね備えているので、憧れの存在です。

そのために今は、目の前のことに全力で取り組み、そこで得た経験を大切にして、レベルアップしていこうと思っています。半導体メモリは、PC、スマートフォン、車、家電など、私たちの暮らしを支えるあらゆる製品に用いられているもの。現代社会を下支えしていると思うと、大きなやりがいを覚えます。時には自分がかかわった半導体メモリが搭載されている製品がわかることもあります。そういった製品を街中で見かけた時の感慨深さや誇らしさが、もっと頑張ろうと思う原動力になっています。