クライアントOSに依存せずにOutSystems開発環境にアクセスするには?
ローコード開発基盤であるOutSystems でアプリケーション開発を進めるには、クライアント側にインストールしたOutSystemsのService Studioから、開発環境のあるサーバーへアクセスするのが定石です。そのため、もしService Studioがお使いのクライアントOSに未対応の場合、別途クライアントを用意する必要があります。
しかし、今回ご紹介する「Limited Web Beta」があれば、Service Studioをインストールしなくても、ウェブブラウザさえあれば、アプリケーション開発が可能になるかも知れません。
Limited Web Beta
Limited Web Beta はOutSystems社が提供している、ウェブブラウザ上でService Studioと同じ操作が可能になるツールです。ただし、現在ベータ版で、商用利用向けではありません。しかしながら近い将来クライアントに依存しない開発が実現する可能性が高いことを感じさせてくれます。一度試しておいて損はないでしょう。
Limited Web Betaの利用手順
こちらからOutsystemsの開発環境へアクセスします。
Service Studioと同じようにログインできる画面が表示されます。
Service Studioでログインするときと同じ情報を入力して「LOG IN」ボタンをクリックします。
ログインするとおなじみのService Studioと同じ画面が現れます。
あとはService Studioと同じようにアプリケーションの開発が可能です。
特に制限のようなものはないようです。ウェブブラウザがあればService Studioと同等の開発ができるので、お手軽ですね。
最後に
Limited Web Beta は現在あくまでベータ版で商用利用には向きません。しかしOutSystemsがより柔軟で便利なツールになって行くことを感じさせてくれるものだと思います。
今後もまた機会がありましたら、OutSystemsの魅力を紹介していきます。
tdiは、OutSystems認定資格保有者数において国内トップクラスを誇り、知識に裏付けられた導入サポートを行っています。気になる方は、お気軽にこちらからお問合せください。
執筆者プロフィール
- エンジニア一筋30年以上のベテランですが、まだまだ学ぶことがたくさんあり日々奮闘中です。