ソリューションサービス
「Microsoft Power Platform」は、ビジネスニーズに合わせたカスタムアプリを ローコードで作成できるクラウドサービスです。
Microsoft 社が提供する、ビジネスニーズに合わせたカスタムアプリをローコードで作成することができるクラウドサービスです。Microsoft 365のExcel、SharePoint、Teamsはもちろんのこと、外部サービスと簡単に連携することが可能です。
Microsoft Power Platformでは、機能に特化した5つのサービスが用意されています。 tdiでは、Power Automate、Power Appsにおける独自の人材育成サービスを提供しています。
1.作業タスクの自動化や繰り返される業務プロセスの自動化ワークフローを作成できるPower Automate
2.ローコーディングでアプリケーションを作成できるPower Apps
3.Excelの操作感覚でデータを分析・可視化し、レポートを作成できるPower BI
4.組織外・社外向けのWebサイトを作成することができるPower Pages
5.コーディングを行わずに、直感的な操作でチャットボットを作ることができるPower Virtual Agent
Power Automate
「さまざまな定型業務を、自動で処理してくれる仕組み」を作成できるサービス
用途に応じた、3つのワークフロー作成機能が用意されています。
1.クラウドフロー
クラウド上でデータを扱い動作するフローです。Microsoft製品などと連携するコネクターを利用し、フローを作成できます。
起動(トリガー)により、3つのパターンから選択できます。
① 自動フロー:指定したトリガーからスタートするフロー(例:メールを受信した、ファイルが配置されたなど)
② Instant Cloud Flow:任意のタイミングでボタンを押すことによってスタートするフロー
③ Scheduled Cloud Flow:決まった時間にスタートするフロー
2.デスクトップフロー(Power Automate for desktop)
PC上のファイルやアプリケーションの操作、Webブラウザの操作を自動化するフローを作成することができます。
UiPathなどの従来のRPAツールと同等の機能を有しています。
3.ビジネスプロセスフロー
Power Appsのモデル駆動型アプリ※と連携し、普段行っている業務の流れ(ビジネスプロセス)を記録しながらデータベースを作り込み、システム化します。
※モデル駆動型アプリの「モデル」はデータベースを指します
Power Apps
「ビジネスニーズに合ったアプリケーションを短時間で開発できる環境」を提供するサービス
ビジネス ニーズに合ったアプリを短時間で構築することができる製品です。主に、ExcelやSharePointなどのデータソースと接続して、データを参照、登録するアプリケーションを作成することができます。用途に応じて、2つのアプリ作成機能が用意されています。
1.キャンバスアプリ
画面を自由にデザインしてアプリを作成する機能です。PowerPointのスライドを作成するような操作で、画面上にテキストボックスやラベルを並べるだけでアプリを作成できます。実際のデータを画面上に表示しながら開発できるので、完成をイメージしやすいのが特徴です。モバイル、タブレットのテンプレートを使って、各プラットフォーム向けのアプリを簡単に作れます。
2.モデル駆動型アプリ
データベースのデータに基づいてアプリを作成する機能です。主に、Microsoft Dataverseをモデルとし、それに連動して作成されるグラフやダッシュボードを配置することでアプリを作成できます。キャンバスアプリと異なり、アプリに表示させたいデータを準備してからアプリを作成します。
Power BI
「Excelやcsvファイルに留まらず、システムのデータとも連携することができ、それを元にビジネスデータを分析する環境」を提供するサービス
500以上のコネクタが用意されており、クラウド、オンプレミス関係なく様々なデータソースと接続してデータを分析できるBIツールです。日々のビジネス活動から得られるデータを収集・保存・加工・分析し、ビジネスの現状を可視化することで、企業の意思決定をサポートするサービスとなります。基本的にコーディングが不要で、分析したいデータをExcelでデータ加工するようにモデリングします。作成したモデルは、グラフや表を含んだレポートとして作成でき、作成したレポートを組織内のユーザーに共有することができます。
Power Pages
「組織外・社外のユーザー向けのWebサイトをローコード構築する環境」を提供するサービス
Webサイトをローコードで作成できるサービスです。組織外と社外向け外のビジネスサイトを作成することに特化したサービスです。Power Pagesで作成したサイトから、Power Automateを起動したり、Power Virtual Agentsを組み込んだりと、他のPower Platformと連携することで、より大きな効果を発揮します。
また、JavaScriptによるコーディング、Web APIとの連携などにより、より複雑なWebサイトを構築することも可能であるため、ユーザーと高度技術者が共同でWebサイトを作成することができます。
Power Virtual Agent
「ローコードでチャットボットを作成することができる環境」を提供するサービス
一般的な質問に対する簡単な回答から、複雑な会話を必要とする問題の解決まで、さまざまなリクエストに対応するチャットボットを作成することができます。チャットボットを1から作成するだけでなく、テンプレートも用意されており、プログラミングの知識がなくても直感的な操作でチャットボットを作ることができます。
また、チャットボットとの会話の中で動的に Power Automate を起動することができ、他システムとの連携も可能です。作成したチャットボットは、Microsoft Teamsや、Slack等のチャットツールで利用することができます。チャットボットを導入することで、問い合わせにかかる時間や人材コストを削減できます。
tdiのPower Platformにおける人材育成サービスは、3つのツール講座を用意しております。
3つのツール講座においては、学習するユーザーのレベルに合わせて受講内容をカスタマイズできます。
◆ Microsoft Power Automate 講座
メールやチャット通知など情報連携をおこなう業務や、組織内のワークフロー業務を実現したい場合に適した、Power Automateの講座。
◆Microsoft Power Apps 講座
・初級者向け
ツールの基本操作を学び、演習に取り組むことで、1から作成できるスキルを身に着けることを目的とした初級者向けの受講内容です。
・上級者向け
同じ組織内のメンバーと共同で開発ができる可読性・保守性の高いアプリケーションの作成スキルや、想定されるエラーをハンドリングされた開発ができる信頼性・可用性の高いアプリケーションの作成するスキルを身に着けることを目的とした上級者向けの受講内容です。
1.ハンズオン形式の講習で、手を動かして演習問題を解くことで、実践力を身に着けることができます。
2.受講していただくユーザーのニーズやレベルに合わせて、学習内容をカスタマイズすることができます。
3.対面形式で行い、その場で疑問を解消することができます。
様々な業務のRPA開発の経験やアプリケーション開発の実績と知見をもとに、Power Platformの受託開発および、お客様内での開発に対する技術支援を行います。
受講を終えた後のアフターサービスとして、Web会議、メールでのサポートを行います。
費用はオープンプライスです。詳細はお問合せください。
ローコード開発基盤「OutSystems」認定資格保有者数【国内トップクラス】を誇る当社が導入をサポート。OutSystemsはコードレスでアプリケーションを自動生成する超高速開発基盤で、短期間でのアプリ開発を実現します。
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