Ivantiの強み

Ivantiは、管理対象となるIT資産数や拠点数が多い企業の方に適した、統合IT資産・セキュリティ管理ツールです。「年々増加し続けるソフトウェア配布・パッチ配信により、ネットワーク負荷や配信運用の負荷がかかっている」という悩みを解決する、4つの特長を有します。

1.Ivanti独自技術でソフトウェア配信がすばやく正確
マルチキャスト配信やピアダウンロード機能でネットワークの負荷を分散

一般的なソフトウェア配信機能では、1つのコアサーバからデータを一斉配信するため、ネットワークへの負荷が高くなります。
Ivantiは、マルチキャスト配信、ピアダウンロード機能という2つの仕組みで、ネットワークの負荷を分散し、配信運用の高速展開を実現します。

マルチキャスト配信

代表コンピュータから一斉配信することでWANの負荷を軽減します。代表コンピュータには都度最適なクライアントを選定します。

マルチキャスト配信
ピアダウンロード機能

同セグメント内の他のPCを確認し、そのPCがデータを持っている場合、そこからデータをダウンロードします。

ピアダウンロード機能
WANとローカルLANそれぞれを帯域制御

大容量のソフトウェアやパッチを配信しようとすると、ネットワーク帯域を逼迫させる恐れがあります。
Ivantiでは、WANとローカルLANそれぞれに対して帯域制限を設定できます。
使用可能な帯域のうち、使用できる帯域幅を動的に判断するため、他の業務などで使用しているネットワークに影響を与えることはありません。

WANとローカルLANそれぞれを帯域制御
拠点毎に優先サーバを設けることでコアサーバへのアクセスを緩和すると同時にネットワーク負荷を軽減

ブロードキャストパケットをブロックしているような制限された環境下では、各クライアントがコアサーバに集中しWANに負荷がかかる状態が発生します。優先サーバを仲介の役割で設けることでコアサーバへのアクセス集中を防げます。

コアサーバへのアクセスを緩和すると同時にネットワーク負荷を軽減
Wake On Lanに対応

日中に作業ができない場合は、夜間や休日に管理者が現地に出向く作業が発生します。
Ivantiの対応環境であれば、遠方地でも、夜間や休日などコンピュータが動作していない時間帯でも、電源をONにできます。

Wake On Lanに対応
2.運用支援ツールでパッチ管理工数を大幅削減
ユーザのタイミングでパッチを適用

大容量のソフトウェア配布時には、PCのパフォーマンスを低下させたり再起動を必要としたりするなど、ユーザーの生産性を損なう可能性があります。Ivantiポータルマネージャ機能により、ユーザーの都合の良いタイミングでパッチを適用できます。

インストーラやバッチファイルなど様々な形式で配布

市販ソフトから内製アプリまで様々な形式で配布できます。
インストール、アンインストール、依存ファイル、追加ファイルの条件、前提条件の設定も可能です。

【配布パッケージタイプ】
バンドル、MSI、実行可能ファイル、SWD、アクション、バッチファイル、Windows Script Host、PowerShell、Linux、Macintosh、Android モバイル、iOS モバイル 等

インストーラやバッチファイルなど様々な形式で配布
サードパーティ製のパッチ管理

サブスクリプションサービスで100ベンダー以上のパッチをIvanti社が収集し、診断用定義ファイルとともにお客様サーバへ自動配布。 Windowsはもちろん、Linux, UNIX, Mac環境も保護します。

パッチ適用要否を自動判定

OSバージョン、アプリケーションバージョンからパッチ適用要否をIvantiが自動判定。管理者は判定結果を元にタスクを実行するだけです。

【パッチ適用範囲抜粋】
Adobe Acrobat、Adobe Reader、Adobe Air、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Flash Player、Foxit Reader、Google Chrome、HP Software Update、iTunes各種、Java 各種、Microsoft製品各種、Mozilla Firefox、Mozilla Thunderbird、OpenOffice、Opera、QuickTime Player All、Realplayer、Zoom

ネットワーク負荷をかけないパッチ配信

ソフト配信と同じ仕組みで中継サーバ無しでもNW負荷を抑えてすばやく配信が可能です。

3.社外ネットワークの端末も一元管理
インターネット越しの端末管理

Ivanti Cloud Services Applianceを導入することで、在宅勤務、サテライトオフィス利用者、出張者等のテレワーク端末をインターネット越しに社内LAN上のPCと同ポリシーで管理可能です。VPNに接続していない環境でもインベントリ収集、パッチ適用、ソフトウェア配布、リモコンにも対応します。

インターネット越しの端末管理
4.グローバル拠点のIT資産管理に対応
19ヵ国語対応

Ivantiは19ヵ国語に対応しているため、海外拠点の資産情報も管理できます。

【対応言語】
日本語、英語、韓国語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フランス語、フィンランド語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、ポルトガル語、ポルトガル語(ブラジル)

拠点ごとの管理者に適切な権限を委譲

Ivantiの「役割ベース管理機能」にて、管理者毎にクライアントの管理範囲とIvantiの機能を制限できます。

拠点ごとの管理者に適切な権限を委譲
海外言語によるIvanti社直接サポート窓口

海外拠点ユーザは各リージョンに応じた海外言語によるIvanti社の直接サポートを受けられます。

【カスタマーサポートの対応言語】

言語 アメリカ
(ソルトレイクシティ)
イングランド
(ブラックネル)
中国
(北京)
日本
(東京)
英語
日本語
中国語
スペイン語
ドイツ語
フランス語
ポルトガル語