tdiグループ 情報技術開発株式会社


大手旅行会社
アプリケーション改修プロジェクト

旅行会社での5年の経験を基礎に、
大型プロジェクトのリーダーを務める。

「リーダーって、こんなにしんどい役割だったのか」
田中は思わずつぶやいた。2007年に旅行会社のチームに参加した当初は、元請け会社が作る設計書の指示書通りにプログラムを組んでいればよかった。しかし元請け企業から業務を受け継ぎ、様相は一変。田中もリーダーとして中規模案件を任され、会社を代表してお客様と相対することになった。
「とにかくコミュニケーション量が一気に増えました。お客様と打ち合わせて、パートナー企業に指示をして、部下を指導する。さらに自分で開発も行いますので、時間がいくらあっても足りない感じでした」。

数年前、田中が初めて主導したのは、基幹システムに組み込まれていた発券機能を独立したアプリケーションとして分離する仕事だった。
「あまりに巨大になった基幹システムを軽くしようという、大きな流れから派生したプロジェクトでした。リーダーになるのは初めてだったので、苦労は数えきれませんが、『メンバーを信じる』『仕事を抱え込まない』という大きな教訓を学べました」
この教訓を胸に、田中はさらに大きな案件に挑むことになったのである。

新旧の入力画面を共存させる!?
複雑なシステムへの挑戦、スタート。

「2つのシステムを共存させるのですか?」 2014年、新しいミッションの説明を受けた田中は、思わず聞き返した。旅行会社の店頭スタッフがシステムに入力する画面(ユーザーインターフェース/UI)を刷新するプロジェクトは、当初からかなりの難航が予想された。
「大きな課題はいくつもありましたが、旧画面に慣れているベテランの店頭スタッフのために、旧画面とその機能も当面生かし続けなければいけないことが、最大のポイントでした」

田中の下には、入社4年目の頼れる若手・長濱翔吾と、期待の新人1名が付くことになった。 「彼らに下調べをしてもらうと、リリースしなければいけないプログラムはざっと2000本に達することがわかりました」 プログラムの変更は、思わぬ箇所に影響を及ぼす可能性もある。過去の大規模プロジェクトで、田中は先の見えない修正に苦しめられた経験があった。「私が彼らに指示したのは、ただ一点。徹底的な動作確認をして、トラブルの芽を摘もう、ということでした」
彼らの戦いの火ぶたが、切られた。

システムも、提案力も、
「今」を越えていかなければならない。

大きな不安があるからこそ、徹底的に石橋を叩いて渡る。そんな田中の取り組みは、見事に成功した。 「2000本ものプログラムをリリースしたことを考えれば、実に平穏にプロジェクトは進みました。もっとも、大きなトラブルがなかっただけで、現場は戦場でしたけれど(笑)」
「メンバーに恵まれ、最後まで全員のモチベーションが落ちることなくやりきることができました」。しかし、と田中は続ける。「お客様からは、『いつも親身の対応、ありがとう』と言われましたが、私としては、次へ向けて多くの宿題をいただいたと感じています」

宿題とは何か。
「これからは『いかに今のシステムから脱却するか』が課題になります。ということは、守りでなく攻めの提案が必要になります。もっと高い提案力を身に付け、お客様のシステムを大きく進化させることが、私に与えられた使命だと認識しています」
田中の本当の挑戦は、これからだ。

END

旅行会社での5年の経験を基礎に、
大型プロジェクトのリーダーを務める。

「リーダーって、こんなにしんどい役割だったのか」
田中は思わずつぶやいた。2007年に旅行会社のチームに参加した当初は、元請け会社が作る設計書の指示書通りにプログラムを組んでいればよかった。しかし元請け企業から業務を受け継ぎ、様相は一変。田中もリーダーとして中規模案件を任され、会社を代表してお客様と相対することになった。
「とにかくコミュニケーション量が一気に増えました。お客様と打ち合わせて、パートナー企業に指示をして、部下を指導する。さらに自分で開発も行いますので、時間がいくらあっても足りない感じでした」。

数年前、田中が初めて主導したのは、基幹システムに組み込まれていた発券機能を独立したアプリケーションとして分離する仕事だった。
「あまりに巨大になった基幹システムを軽くしようという、大きな流れから派生したプロジェクトでした。リーダーになるのは初めてだったので、苦労は数えきれませんが、『メンバーを信じる』『仕事を抱え込まない』という大きな教訓を学べました」
この教訓を胸に、田中はさらに大きな案件に挑むことになったのである。

新旧の入力画面を共存させる!?
複雑なシステムへの挑戦、スタート。

「2つのシステムを共存させるのですか?」 2014年、新しいミッションの説明を受けた田中は、思わず聞き返した。旅行会社の店頭スタッフがシステムに入力する画面(ユーザーインターフェース/UI)を刷新するプロジェクトは、当初からかなりの難航が予想された。
「大きな課題はいくつもありましたが、旧画面に慣れているベテランの店頭スタッフのために、旧画面とその機能も当面生かし続けなければいけないことが、最大のポイントでした」

田中の下には、入社4年目の頼れる若手・長濱翔吾と、期待の新人1名が付くことになった。 「彼らに下調べをしてもらうと、リリースしなければいけないプログラムはざっと2000本に達することがわかりました」 プログラムの変更は、思わぬ箇所に影響を及ぼす可能性もある。過去の大規模プロジェクトで、田中は先の見えない修正に苦しめられた経験があった。「私が彼らに指示したのは、ただ一点。徹底的な動作確認をして、トラブルの芽を摘もう、ということでした」
彼らの戦いの火ぶたが、切られた。

システムも、提案力も、
「今」を越えていかなければならない。

大きな不安があるからこそ、徹底的に石橋を叩いて渡る。そんな田中の取り組みは、見事に成功した。 「2000本ものプログラムをリリースしたことを考えれば、実に平穏にプロジェクトは進みました。もっとも、大きなトラブルがなかっただけで、現場は戦場でしたけれど(笑)」
「メンバーに恵まれ、最後まで全員のモチベーションが落ちることなくやりきることができました」。しかし、と田中は続ける。「お客様からは、『いつも親身の対応、ありがとう』と言われましたが、私としては、次へ向けて多くの宿題をいただいたと感じています」

宿題とは何か。
「これからは『いかに今のシステムから脱却するか』が課題になります。ということは、守りでなく攻めの提案が必要になります。もっと高い提案力を身に付け、お客様のシステムを大きく進化させることが、私に与えられた使命だと認識しています」
田中の本当の挑戦は、これからだ。

END